あずきう〜まん

スケオタ 万年初心者スケーター

I love you, Denis, forever.

東京オリンピック

今日からソフトボールの試合が始まるそうです。

昨日は、過去のオリンピックの名シーンを紹介する番組なんかを見て

それなりの気持ちの盛り上がりはありますが

自国開催、しかも東京なのに…

(埼玉でもいくつも試合は行われます)

てんてんてん

って感じです。

ま、致しかたありませんけどね。

 

先日、詳しいことを知らずに

開会式の楽曲担当者の件

反省、謝罪してるならそこまでしなくても…

みたいな事を言いましたが

あの後、問題の記事の内容を知り

当時の告白は反省しての懺悔ではなく

武勇伝のように語られていたこと

今回の騒ぎになるまで謝罪をしていないことなどを考えると、擁護する要素はなかったようですね。

いじめの内容も陰惨で…

許容することはさすがに難しいです。

 

私、昔から想像力がたくましかったようで

映像のみならず

文章などでも自分の頭の中で映像化してしまうので

人間の尊厳を奪うような行為に関しての表現を

記憶から消すことが難しく

近年は映像に至ってはかなりの苦痛で

気分が悪くなり、見ることができなることもあります。

でも、見てしまったものは忘れられず

頭の中で、何度もリピートされてしまいます。

 

いいこともありますけどね。

でも、ショッキングなものの方が残りやすいですよね。

 

今回のいじめの内容は

虐待とか犯罪といってもいいレベルだと思いました。

 

その人の楽曲や名前など各方面で次々と削除されているということです。

 

これからの活動はかなりきびしくなるでしょうね。

 

因果応報とはこのことだなとつくづく感じます。

 

だからといって、過ちを犯した人、擁護した人を

死ぬまで叩くみたいなのは

また、別な意味でのいじめのような気もしますけどね。

 

 

この件で、当時その記事を載せた

音楽雑誌の編集長も謝罪をしていましたね。

私もそれより前には買っていたこともある雑誌でしたけど

 

マスコミの側からすると

ありのままを伝えることも役割なのかもしれませんが、やはり、倫理観が欠けていたと言わざるを得ないでしょうね。

その頃はネット社会ではなかったし、

それでも何度も非難されてきたようですけど、特定の層に向けた雑誌でもあり

一般の人が知り、このような大きな問題になることもなくきてしまったのでしょう。

 

しかし、誰に対して謝罪をしてるのか…

という疑問はいつも湧いてきますけど…

少なくとも自分は人を裁く立場にはないとはおもっていますけど…

 

 

19日はデニス・テンが亡くなった日でした。

あれから3年…

彼の写真や映像を見ると

目頭が熱くなってくる感覚はなくなりません。

 

そして、いまだにネット記事を見ていると

関連で出てくる見出しに怒りを覚えるのです。

 

https://m.huffingtonpost.jp/2016/03/30/yuzuru-hanyu-denis-ten_n_9578952.html

 

こんな記事が今でもで出てくるんですよ。

その後スケ連が謝罪したとかそんな記事などはそもそもあまりないのかもしれませんが

見ることはありません。

 

テンくんがなくなったときにも、

特定選手の進路妨害をした選手というようなことを書いていたものもあったと記憶しています。

 

わかる人はわかっていますが

日本ではテンくんに汚名を着せたままという気がして…

 

大体こんな下品な言葉を叫ぶスケーターの方こそ

日本の恥ではないのでしょうか?

 

つい怒りが再燃してしまいましたが…

 

マスコミのみなさんも

どんな大きな力が働いているのか知りませんが

一方の言い分だけで相手の名誉を汚し

特定選手だけを過剰に賛美し、

彼の立場を脅かすものは貶めるかいないもののようにする

事実を誤認錯覚させるような記事や報道を続けることに

自責、自戒の思いはないのでしょうか?

(あればここまで続けないか)

 

 

因果応報…

 

今回のミュージシャンのようにはならないかもしれませんが

 

やってきたことは

きっと自分に返ってくるものだと思います。

 

良心を少しでももちあわせている人ならば

自責の念として

自分自身が苦しむものでしょう。

 

良心を持ちあわていなければ

今回のように

思いがけず、過去の自分から

苦しめられるということになるのでしょう。

 

テンくんのことは

声を上げて下さった方はたくさんいますし

母国カザフスタンの人々や

世界中のスケーターやファンの間では

紛れもなく

彼は美しく才能あふれるスケーターであり

アーティストであり

人間的にも尊敬に値する

素晴らしい人であったことは明らかなことです。

日本のスケーターたちとも交流は深く

本当に今でも愛されていることがわかります。

 

私にできることは彼を忘れず

彼の素晴らしさを語り続けるだけだと思います。

 

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I'm happy to see your beautiful performance.

Thank you, Denis.

あのとき、少ない語彙力ですが…デニスにそのように伝えたと思います。

デニスは微笑んで、穏やかな優しい声で

Thank you.

と返してくれました。

(他にも何か言ったかもしれないけど…^^;

お花を手渡したときと2回言ってくれたように思います。)

 

その気品にあふれて優しい佇まいから

『殿下』などと呼ばれていたのがなぜなのか

納得できました。

 

 

今、空に向けて、もう一言付け加えますね。

 

I love you, Denis, forever.