『宿命』〜誰も見たことのない世界へ
余計な心配をした自分が恥ずかしい…
昨日の録画を見せていただけて…
また泣かされるという事態…
なんて素晴らしい『宿命』
全日本(2019)の『宿命』が優真との出会い
正確には6練の時に氷に足を踏み入れた瞬間からそのスケーティングに心を奪われたんですが…
あの時、冒頭に入れていた3Aが抜けてしまった。
ユースオリンピックでは、3Lz3Tで
あの柔らかい(ショートトラック用の)壁にぶつかり…
(悲鳴のあと、壁〜💢と怒ったものです)
でも、ジャンプで何があっても
優真のスケーティングは最後までスピードが落ちず
身体いっぱいを使った情感豊かな動きに
いいようのないトキメキというか感動を覚えた。
昨日の『宿命』は
そんな思い入れを抜きにしても
まさに『珠玉』の演技だった。
優真は常に冒頭から心臓を鷲掴みにする。
いきなり踊りだす!
滑りだすといきなりトップスピードになっている!
滑らかなスケーティングの中でも
ちゃんと緩急によってリズムをきざんでいることがわかる。
スピンの回転もしかり
回転と音をしっかり合わせているのだ。
アームス、指先の動きは
自ら音を奏でているようで
身体のラインや表情とともに
情熱的に感情を表し
曲とともにどんどん盛り上がっていく!
あなた…いくつですか?
と問いたくなる…
ジャンプは、
あれ?いつ飛びました?
と言うくらい流れを途切れさせず
猫足で滑らかに降りていく
最初の3Loは、ダブルかと思うほどの余裕
(クワドの完成度が伺える)
コンビネーションはセカンドにサラリと美しいタノをつける!(ひょ〜♡タノは初?!)
3Aのあとの
上体とアームスの動きも美しく…
(加点5❣)
それは…
間違えなく
世界選手権メダリストの滑りでした。
余計な心配をしてごめんなさい🙏
でも、一昨日はジャンプは、きまらなかったから…
そのリベンジは
今日、Vocussionをやったとすればそこなんでしょうが…(もう終わってるかな?!)
いやいや、
プログラムが違っても
その存在感を十分に示したというところで
私が昨日言った
『殻』があったとすれば
一日で破られたんだと思います( * ॑˘ ॑* )⁾⁾ ウンウン
優真は本当に
期待を上回ってくる。
こんな世の中だけど
優真は未来の希望でしかない!!
これでまだシニアデビュー1年!
今後もっともっと上手くなり、
経験を積んで多彩な表現を身に着けていくと
きっと誰も見たこともない世界を
見せてくれるように思う。
また、すぐに会える(見れるですけど💦)
PIWもますます楽しみです。
(無事に開催されますように…
私達も感染対策万全で臨みたいと思います。)
#鍵山優真
#スターズオンアイス2021
#宿命